一般歯科治療

「治す」より「作らない」ことが大切です。

自分の歯は、削ってしまったら、元に戻すことはできません。 むし歯になってしまったら、早めの治療をすることはもちろん、むし歯にならないように日頃からのケアや定期検診を受けることが大切です。 また、歯ぐきの骨を溶かしてしまう歯周病は、ほとんど自覚症状がないまま進行してしまうので、医院に受診に来られるときには、だいぶ進行してしまっている患者さんが多くいらっしゃいます。むし歯も歯周病も毎日のケアや定期検診をしっかり受けることで、防止することができますので、むし歯・歯周病に「なってから」の来院ではなく「ならないため」の来院をおすすめ致します。

むし歯の原因と進行​

むし歯の原因

歯の表面についた汚れはプラーク(歯垢)と呼ばれています。このプラークが原因となり、むし歯が進行していきます。プラークは歯牙細菌苔ともいい、単なる食べカスではなく、生きた細菌の集合体が、歯の表面に苔のように発生しています。その細菌が出す酸が、歯の表面を覆うエナメル質を溶かし象牙質、歯髄へと浸透します。象牙質や歯髄はエナメル質よりもやわらかいので、ここまで来るとそれまでよりもずっと早く溶け、むし歯が進行していきます。

むし歯の進行

【軽度:C1】

歯の表面のエナメル質が溶けてきます。痛みは有りませんが、黒っぽく変色してきます。

【中等度:C2】

歯の内側の象牙質まで進行し、穴が開いている状態です。冷たいものなどで歯がしみることがあります。

【重度:C3】

むし歯の穴が拡大し、歯髄(神経)まで進行した状態です。場合によっては激しく痛みます。

【末期:C4】

歯が溶け根元部分だけ残った状態です。このまま放置すると歯周病になる危険性もあります。

歯周病とは

自覚症状がないまま進行してしまう怖い病気です!

歯を失う原因の4割は歯周病が原因です。 歯周病は歯周病菌の感染症です。感染源を排除することで歯肉の炎症は改善できます。感染源の除去、すなわち適切なプラークコントロールを行うことで大部分の歯周病は治癒に向かいます。
しかし重度の歯周病の場合、治癒しても歯を支える骨や歯肉が大きく吸収しているため、歯がぐらつく、歯がしみる、食べ物が挟まりやすいといった後遺症が残ってしまいます。
これらの後遺症を改善するのは大変難しいことです。 できるだけ早期に治療し、定期的な管理を行いながらお口の健康と快適な生活を持続するお手伝いをいたします。

歯周病の進行

1.歯肉炎

歯肉(歯ぐき)が赤く腫れます。歯磨きや食事の際に出血することもあります。

2.歯周炎

歯と歯肉の間が広くなり隙間になり、出血したり膿が出ます。口臭が起こる場合があります。

3.歯周炎(中度)

歯と歯肉の間の歯周ポケットが炎症し、歯槽骨が少しずつ溶けてきます。歯が多少ぐらついてきます。

4.歯周炎(重度)

歯槽骨が溶けてしまうことで、歯を支えられなくなり根元が見えてきます。後に歯が抜けてしまいます。